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まだまだ楽しめる!採り方のコツや時期を知って潮干狩りに行こう


■潮干狩りの時期

潮干狩りはGW以降もまだまだ楽しめますよ♪ / 格安国内旅行ツアー情報
上記のエントリーによると、地域や潮の干満により差はありますが、一般的に潮干狩りが楽しめる時期は4月~7月ごろと言われています。中でも、大潮の影響により干潟が広く、気候もいいGW前後は潮干狩りのベストシーズン。気象庁が発表している潮位表を参考に、いい日程を選びましょう。ただし気をつけなければいけないのが、「貝毒」。これは、アサリなどの二枚貝類が、体内に毒素を蓄積して起こる現象で、シーズンオフに近づけば近づくほど危険性が高まります。貝毒の発生情報も仕入れておくことが重要です。

■全国の潮干狩りスポット

特集一覧から記事・おでかけ情報を探す|るるぶ&more.
全国の潮干狩りスポットを検索するには、このサイトがオススメ。エリアごとの潮干狩りスポット、採れる貝の種類、料金、駐車場情報などが載っています。

また、潮の干満に関する情報ならこちらが便利。
海上保安庁提供 潮干狩り情報|海上保安庁 海洋情報部
海上保安庁が提供する上記のサイトでは、この潮干狩り情報カレンダーでは、潮干狩りに適した、干潮の時期をカレンダー形式で知ることができます。

人気のスポットには、たくさんの人が訪れます。道中が渋滞することも珍しくないので、車で向かう方は余裕を持って出発するようにしましょう。

■潮干狩りには何が必要?

特集一覧から記事・おでかけ情報を探す|るるぶ&more.
日中、中腰で砂を掘り続ける潮干狩りは、日射病や熱中症になる恐れもあります。長袖のカットソーや半ズボンなど、適した服装を選び、これらの症状を未然に防ぎましょう。また、日焼け止めの塗布や、こまめな水分補給なども忘れずに。
その他に身に着けたほうがいいアイテム。

  • 帽子…ツバが広く、通気性の良い麦わら帽子がベター
  • サングラス…紫外線予防に
  • タオル…汗吹き、首の日焼け防止に
  • 靴下や足袋…ケガの防止や滑らないために

潮干狩りに必要な道具は以下の通り。

  • 熊手…貝を傷つけない、先の丸いものをチョイス
  • 網…目は細かすぎないものがよい。貝を種類別に入れるため、複数個持つのがオススメ
  • バケツ…道具の持ち運びに
  • 保冷材の入ったクーラーボックス…持ち帰り用に

着替えや絆創膏なども持っておくとよいでしょう。

■たくさんゲットするコツ

http://www.yukawanet.com/sunday/2009/05/post_404.html
続いては潮干狩りの主役、アサリを採るコツを紹介しているのがコチラ。

  • 干潮時の時間帯を計算しておく。
  • 潮の干満の差が大きく、いつもより遠くまで潮が引く大潮の日を狙う
  • 他よりちょっと盛り上がった場所は、海の流れが当たる反対側の斜面とその麓で大量にアサリが取れる
  • 海藻が溜まっているところはプランクトンも集まるのでアサリの絶好の棲家
  • 管理潮干狩り場では、満潮の時に舟で貝を撒いているため1つ見つかれば、その付近に20~30個はあさりが蒔かれている
  • 管理潮干狩り場でアサリを効率良く採るには、波打ち際を狙う
  • アサリは砂の中に潜る時に、必ず縦に潜り出水管を水中に出すので、小さな穴を探しその辺りを掘る

上記に加え、計10個の潮干狩りに役立つ知識がまとめられています。

場所によっては採りすぎると減らされたり、超過料が発生する場合もあるので、あらかじめ確認しておきましょう。

■知らないと損!砂抜きの方法

あさり貝の砂抜き方法&保存方法
貝を食べる上で気になるのが、砂。しっかりと砂抜きをして、おいしくいただきましょう。海水を持ち帰っておくと、塩水を作る手間が省けますよ。

  • 貝を真水でゴリゴリと洗い順番にザルに取り、全部洗い終わったら、ボールなどに貝を移して持ち帰った海水の上澄みを注ぐ
  • 海水がない場合は、海水と同じ塩分の水(約3%程度)を作り、貝が浸かる程度に入れて静かにしておく
  • 吐いた泥を再び吸込まないように上げ底にするなどの工夫をする
  • 大きい鍋などに入れて、木蓋などで暗くする
  • けっこう水を吐くので、汚れないよう回りには新聞紙などを敷いておく

砂を抜いた後は貝を洗い、ザルに1時間ほど置いて塩抜きをしましょう。この時、殻同士がぶつかる時の音の悪いもの、殻が割れているものは取り除きましょう。生きていないため、砂抜きが出来ておらず、調理した際も臭みが出てしまいます。

下処理が終われば、あとは調理するだけ。炊き込みご飯に酒蒸し、お味噌汁にパスタ…貝ならではのほんのりとした苦味と、プリッとした食感を楽しみましょう。
Title Photo by vmconverter

文: タニグチナオミ

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