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「まどか☆マギカ」にハマった江戸川区議会議員、ブログで“魔法少女”と“政治家”を語る



http://www.t-ken.jp/diary/20110307/

江戸川区議会議員を務める田中けんさんが、ブログ「日刊田中けん」の3月7日付のエントリーで、「魔法少女まどか☆マギカ」の魅力を語りました。アニメ好きの田中さんは以前、「魔法少女まどか☆マギカ」の冒頭を視聴するも、“よくある作品”だと直感し見るのをやめたそうです。しかし、アニメ好きの区民から薦められ再度視聴したところ、同作が“哲学的命題を持って、視聴者に問いかける”作品だと気付いたとのこと。田中さんは「魔法少女まどか☆マギカ」に登場する“魔法少女”について、以下のように考察しています。

魔法少女という強力な力を持った存在になるためには、何かを犠牲にしないと、そんな力を持つことはできない。人のために働いているのに、それを人は決して理解してくれない。
魔法少女という、普通の人ではない者に対して、無理難題をいう一般人。
では、そんな無理難題を言う一般人に対して、魔法少女は言う。
「そんなに言うのだったら、あんたがそれをやってみれば。(あなたには、決してできるはずないのに)」

また、“魔法少女”を“政治家”に置き換えたこんな文章も。

政治家は既に一般人ではない。一般人とは違うと思うからこそ、一般人は、無理難題を政治家にいう。それを政治家は実現しようとする。でも、それができるような政治家とは、実は、一番一般人から遠い人物でなければ、そんなことできない。
そして、政治家が一般人から一番遠い存在になったとき、政治家は決まって悪いことを行うようになる。

田中さんは最後に、「魔法少女まどか☆マギカ」を“大人が見るべきアニメです”と断言。はてなブックマークのコメント欄には、「魔法少女は政治家だった!!!」「政治家視点の感想として面白かった」「政治家は濁ったソウルジェムを何で浄化するんだろうか…」などの声が寄せられています。

文: タニグチナオミ

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