ギンザ・グラフィック・ギャラリー(東京都中央区)は2月6日(木)から、「『指を置く』展 佐藤雅彦+齋藤達也」を開催します。さまざまなグラフィックに“指を置く”ことで体感できる企画展です。
▽ 「指を置く」展 佐藤雅彦+齋藤達也 | ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ギンザ・グラフィック・ギャラリーのサイト)
「指を置く」展は、メディアクリエイターの佐藤雅彦さんと齋藤達也さんが数年探求してきた、「指(身体)とグラフィックデザインの新しい関係」を来館者が体感する展覧会です。展示の主旨について、佐藤さんは「『指を置く』には、人間が見過ごすわけにはいかない種類の表現群が、手がつけられないままに鉱脈のように我々の前に横たわっていたのである」と説明しています。
会期中は、全4回のギャラリートークが開催されます。スケジュールは以下の通りです。
- 2月10日(月)「印刷メディアと身体」
- 出演:門林岳史さん(メディア論研究者)、齋藤達也さん
- 2月12日(水)「脳科学から見た指を置く(仮)」※申し込み終了
- 出演:入來篤史さん(理化学研究所 脳科学総合研究センター)、佐藤雅彦さん、齋藤達也さん
- 2月13日(木)「概念に触れるための技法」
- 出演:渡邊恵太さん(インタラクション研究者)、齋藤達也さん
- 2月14日(金)「指先が作りだす脳内現象」
- 高橋ヒロキさん(マジシャン)、齋藤達也さん
4回とも入場は無料。定員は先着70人で、予約が必要です。2月12日開催の「脳科学から見た指を置く(仮)」は、定員を満たしたため申し込みを終了しています。当日はUstreamで中継されるとのこと。
「指を置く」展の会期は2月28日(金)までです。開館時間は午前11時~午後7時(土曜日は午後6時まで)。休館日は日曜と祝日。入場は無料です。3月12日(水)からは、大阪市西区の「dddギャラリー」でも巡回展示されます。