一般用医薬品のネット販売が、6月12日(木)から解禁されました。劇薬などを除く第1類、第2類、第3類のすべての一般用医薬品が、一定の条件を満たした場合に限り、ネットや電話を通して購入できます。内閣府が運営するポータルサイトでは、ネット販売の解禁に伴う新しい販売ルールや購入のポイントなどを紹介。ビックカメラのオンラインサイトなどでは早速、鎮痛薬「ロキソニンS」を含む第1類一般用医薬品の取り扱いが始まっています。
▽ 医薬品のネット販売を安心して利用するために | 暮らしに役立つ情報 | 政府広報オンライン
一般用医薬品とは、軽い病気やけがをしたときなどに、病院の処方箋(せん)がなくても薬局・薬店で購入できる薬です。これまではビタミン剤や整腸薬といった第3類一般用医薬品のみ、薬剤師または登録販売者のいるコンビニやオンラインサイトなどでの販売が許可されていました。2013年12月に薬事法が改正されたことで、第1類・第2類・第3類のすべての一般用医薬品が、一定の条件下に限りネットや電話でも購入できます。
ポータルサイト「政府広報オンライン」では、医薬品のネット販売を安心して利用するためのポイントを紹介。第1類一般用医薬品をネットで購入する際の流れもまとめられているので、初めて利用するときの参考になりそうです。安心できる販売サイトを見分けるためのチェック項目も掲載されています。詳細は上記ページをどうぞ。
ビックカメラのオンラインサイトでは、第1類一般用医薬品の取り扱いがスタート。たまったポイントの利用も可能です。
▽ 第1類医薬品 お取り扱い開始 - ビックカメラ.com
なお新たなルールでは、劇薬など使用する上で特に注意が必要な一部の医薬品を「要指導医薬品」という新たな区分に位置付けています。該当する医薬品はネット販売の対象にはならず、対面販売での取り扱いに限られています。