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軍艦島の4K映像、YouTubeで初公開 ドローンで撮影



かつて炭鉱の島として栄えた軍艦島は、1974年に閉山し、現在は無人化しています。長崎市は建物の老朽化で危険だとして、島内の見学範囲を制限して一部のみ公開。西日本新聞社が公開した2分間の映像は、同市から特別な許可を得て撮影されたものです。


http://www.youtube.com/watch?v=rb0zOstIiyU

映画のような映像の美しさに、はてなブックマークのコメント欄には「droneならではのこういうのが見たかった」「音楽とカット割りが素晴らしい」「超いい」などの反応が集まっています。

軍艦島は、世界遺産登録への手続きが進められている「明治日本の産業革命遺産」の1つに挙げられています。しかし風雨や高潮などによる劣化が著しく、維持や保存が「非常に危ぶまれている」のが現状だそう。これを受け、西日本新聞社は軍艦島のデジタルアーカイブプロジェクト「軍艦島アーカイブス」を公開。プロジェクトの一環として、4Kカメラによる高精度記録撮影を実施しました。今後は古写真の利用や、かつての住人へのインタビューなどに取り組み、軍艦島が持つ意味を後世に伝えるとしています。
軍艦島アーカイブス | Facebook

文: あおきめぐみ

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