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もしも、アムロやシャアが江戸時代にいたら……? ガンダムと伝統芸能が融合した「ガンダム落語」動画公開



http://www.gundam.info/rakugo/

ガンダムシリーズ初の試みとして、日本の伝統芸能である落語とコラボレートした「頑駄夢落語(がんだむらくご)」が誕生しました。日本を代表する“二大大衆文化”を現代のセンスで融合させ、新たな芸能に昇華する試みとのこと。「らすとしゅーてぃんぐ」と名付けられた物語では、名作「大工調べ」を題材に、立川志らくさんが「機動戦士ガンダム」の世界観を解釈・再構築しています。

https://www.youtube.com/watch?v=_pRA9g16nHk

「大工調べ」の主人公は大工の与太郎。家賃を滞納し続けて大家に仕事道具を取り上げられてしまった与太郎は、見かねた大工の棟梁(とうりゅう)と共に大家のもとへ向かいます。家賃を納めるまで仕事道具を返さないと突っぱねる大家と、後で納めるから今すぐ返してほしいと訴える棟梁。話し合いは平行線のまま続き、ついに怒った棟梁は、大家の悪口をまくし立て始めます。しかしだんだんとピントがずれていき、いつしか「悪口」が「お祝い」に。結局解決はせず、裁定は南町奉行所に持ち越されます。果たして裁きの結果は?

「らすとしゅーてぃんぐ」では、家賃を滞納した大工が「ヨハロウ」、棟梁が「アムロウ」とガンダム仕様に。彼らを迎え撃つ穀物問屋ジオン家の旦那・赤い半纏(はんてん)の「シャア」や、お奉行様の「ララ」も登場します。立川志らくさんの心地良い語り口で進んでいくガンダム落語。どのような結末が待っているのでしょうか。アムロやシャアが、江戸時代を舞台に火花を散らします。

文: あおきめぐみ

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