「ブラックジャックによろしく」「海猿」などで活躍している漫画家、佐藤秀峰氏の公式ホームページが公開されました。作品と同様によく作り込まれており、特に赤裸々に描かれた「プロフィール」がすごいと盛り上がっています。
佐藤秀峰 on Web
「ブラックジャックによろしく」は新人研修医の視点からの医療現場の問題点を描いた作品で、2003年にTBS系列でテレビドラマ化し人気を博した作品です。また、2002年第6回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しています。その後、2006年から約1年間の連載休止期間を経てライバル誌に移籍して連載を再開したことが、マンガファンの間では以前から話題となっていました。
この「佐藤秀峰 on Web」の「プロフィール」欄では、上述の移籍問題について、内容の無断変更や作者を軽視していると見られる発言による編集部への不満増、原稿料のトラブルがひきがねで休載となったなどの経緯が、作者の手によるマンガでリアルに描かれています。また、こうしたトラブルが続いてもマンガを書き続ける理由についても「僕は漫画が好きです。」「だからいつも全力で描いています。」と描かれており、ひとつのドキュメンタリーとしても楽しめる作品となっています。