「ブラックジャックによろしく」「海猿」などの作者である佐藤秀峰氏の公式ホームページで、年収や出版社との確執について赤裸々に描かれたことや、『新・ブラックジャックによろしく』を自分のWebサイトで発表すると宣言したことが話題になりました。そんな中、佐藤氏に対する批判が「通りすがりの漫画家」を名乗るユーザーから投稿され、議論を巻き起こしています。
いい加減にしろ佐藤秀峰
このエントリーでは、公式ホームページにおける佐藤氏の一連の発言を「ワガママ」「ポジショントーク」だと結論づけ、彼が公開している原稿料や経費など、お金の話などには誤魔化しがあるのではないかとして、「あんまり佐藤秀峰の言う事を真に受けるな」と書いています。
このエントリーがあまりに編集者寄りの視点で書かれていたためか、はてなブックマークのコメント欄では、「この記事を書いたのは、実は編集者なのでは」という声も上がっているようです。「通りすがりの漫画家」氏の言うように、佐藤氏の発言は、実際にポジショントークでしかないのかもしれませんが、最終的には当事者にしか分からない問題で、真偽の程については慎重に判断した方が良いかもしれません。
また、この「通りすがりの漫画家」氏が経費で落とせる出費として挙げた項目に対しては、「税申告出来る必要経費が何であるのか知らないか、もしくは知っていながら此処に書いたような費目を必要経費として計上しているかのいずれかではないか」と指摘するブロガーも現れており、ますます議論が盛り上がりつつあるようです。