彦根城のマスコットキャラクター「ひこにゃん」がブームの発端となったゆるいマスコットキャラクター「ゆるキャラ」は、地方自治体や公共団体だけでなく学校でもキャラクターが作られるなど、勢いが止まりません。そんな中、高野山真言宗の総本山、金剛峯寺が、お寺の荘厳な雰囲気とはちょっと違う「ゆるキャラ」を発表しました。
高野山に“ゆるキャラ”登場、その名は「こうやくん」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
和歌山県にある高野山真言宗の総本山金剛峯寺で、2015年(平成27年)に行う「高野山開創1200年記念大法会」に先駆けてイメージキャラクター「こうやくん」とロゴマークが発表されました。その「こうやくん」は、金剛峯寺によれば「修行僧をモチーフに明るく賢くしっかり者という人間的な暖かみのある作品」として、525作品の中から選出。高野山へアクセスする南海高野線で定期運行される観光列車「天空」とともにPRキャンペーンを行うなど、いきなり大活躍のようです。
笠をかぶって手を振る「こうやくん」の写真に、ブックマークのコメントでの反応は「あんまりゆるくない」「ゆるさがいまいち」と、ゆるキャラとしての印象は弱い様子。さらに「暗闇でほのかに下から照らされてたら多分怖い」なんていうコメントも。お寺とゆるキャラ、というなかなか見かけない取り合わせに、「修行の場でゆるキャラってどうよ」との意見もありました。6年後の大法会開催までPRを続けていく「こうやくん」、大ブレイクとなるでしょうか。