• X
  • Facebook
  • RSS

“伸太、号泣シテ曰ク”――ドラえもんの漢文訓読が大人気 あの名シーンも



「伸太、部屋ニ駆ケ込ミテ、号泣シテ曰ク」 ドラえもんを漢文訓読してみた:アルファルファモザイク

「伸太、部屋ニ駆ケ込ミテ、号泣シテ曰ク」で始まるドラえもん(文中では「青狸」)の漢文訓読では、のび太がドラえもんにジャイアンとスネ夫に仕返しするためにひみつ道具を貸してほしいと泣きつくシーン、大嫌いなネズミに動揺するドラえもんなどのエピソードが描かれ、読んでいる人は「読むのに疲れる」と言いながらも称賛。また、映画「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」のストーリーを漢文訓読の形にして携帯電話から投稿する人が登場しました。

漢文の訓読文のように書かれているにもかかわらず、元のシーンがぱっと浮かんでくるくらいの名作揃い。ドラえもんとのび太のやりとりが定型化しているので、漢文になってもわかりやすく、さらに漢字に置き換わっていることで面白さが倍増しているのかもしれません。ジャイアンのあの名言「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」もきちんと訳されていますよ。

文: 万井綾子

関連エントリー