変人ばかりが集まるアパート「一刻館」を舞台に、主人公・五代裕作と未亡人の管理人・音無響子の間で繰り広げられるラブコメディを描いた名作『めぞん一刻』(高橋留美子作)。この作品のモデルとなったといわれる東京都の東久留米北口駅舎が取り壊されるにあたり、8月1日(土)にさよならイベントが開催されることが発表されました。
東久留米の情報ステーション:西武池袋線『東久留米北口駅舎さよならイベント』情報
東久留米市は、「めぞん一刻」の作者である高橋留美子さんが連載当時の一時期に住んでいたことで知られる町。作中で描かれる「時計坂」の風景が東久留米に似ていると、ファンの間ではささやかれていました。今回取り壊しが行われる西武池袋線の東久留米北口駅舎は、作中でもシンボル的に描かれた「時計坂駅」に似ているとされていた駅舎です。実行委員会のページによると、「時計坂」の町は作中の架空の町であるが、「高橋留美子先生および版元の小学館様のご理解のうえ」、今回のイベントが企画されたとのことです。
『東久留米北口駅舎さよならイベント』の開催日は2009年8月1日(土)。14:00から21:00にかけて、オリジナルTシャツが抽選で当たる時計坂駅面影巡りスタンプラリー(先着500名)やフォトモザイク撮影会、駅前夏祭りなどが行われるそうです。同作のファンの方はもちろん、昭和の懐かしい雰囲気に浸りたいかたはぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。
□ 東久留米北口駅舎さよならイベント開催内容
開催日:8月1日(土)
・昼の部 午後2:00~4:00 『めぞん一刻』 時計坂駅面影巡りスタンプラリー(先着500名)
・昼の部~夜の部 午後2:00~8:00 フォトモザイク撮影会
・夜の部 午後5:00~9:00 遊びにおいでよ 駅前夏祭り
○ 主催:東久留米駅前商店会
○ 企画運営:東久留米北口駅舎さよならイベント実行委員会