非常に強い勢力で日本列島に上陸、北上している台風18号。空の便やフェリーで欠航、鉄道で遅延や運休が出るなど、交通機関にも影響が出ています。この台風18号に、数字以外にも名前がついているのをご存じでしょうか。アジア名では「メーロー」、ジャスミンの意味だそうですが、実は他にもうさぎや虹、タツノオトシゴなど、思いも寄らない名前も用意されているのです。
気象庁 | 台風の番号と名前
気象庁のサイトによると、14ヵ国でつくられる政府間組織である台風委員会により、2000年(平成12年)から北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には、加盟国が提案した固有の名前140個を順番につけることになったのだそうです。台風18号は「メーロー」ですが、17号はマカオ料理の名前である「パーマァ」で、次の19号は有名な戦士の名前だという「ニパルタック」となっています。
2000年の台風第1号に一番最初に付けられたのは、カンボジアで象を意味する「ダムレイ」。140個の台風が発生した後、再び「ダムレイ」に戻ります。日本語に由来する名前は、てんびん座の「テンビン」、かんむり座の「カンムリ」など、星座に由来するものとなっています。他の国の言葉では「さえずる鳥」「ばら」「たぬき」「夕焼け」など、台風とはなかなか結びつかない言葉が由来となっている名前もたくさん。台風が発生した時には、今はどの名前になっているのか、少し覗いてみるのもよいのではないでしょうか。
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