自分のアバター（画面上に表示される自分の分身となるキャラクター）が、すれ違った人のiPhoneの中を渡り歩きながら、世界中を移動していく――そんなことを可能にしてくれるiPhone/iPod Touch用アプリが、ネットユーザーの間で話題になっています。
そのアプリの名前は「TRAVATAR」。株式会社ワンパクによって今月10日に公開されています。
TRAVATAR | TRAVATARの世界
このサービスの仕組みは、アバターを作成してそれを旅に送り出すと、同サービスを利用する他のユーザーのiPhoneとすれ違う度に、アプリ内の「ゲストルーム」に入っている他のアバターと交換され、それを繰り返しながら移動していくというもの。ユーザーのTwitterやブログへの書き込みによれば、なかなか自分の住んでいる町を抜けられない人がいる一方で、たった1回の交換で数百kmを移動してしまった人もいるのだとか。また、自分のゲストルームにいるアバターとはメッセージを送り合うことができ、気になるアバターは「トモバター」として登録することもできます。遠く離れた地域の人と出会うきっかけにもなりそうですね。
ただし現在、急激なアクセス数の増加でサーバーが重くなっており、自分のトラバターの位置情報を上手く表示できないなどの状況になっていることが、多くのユーザーから報告されています。この問題については、Twitter上で公式アカウントが、サーバー増強対応をしていることをコメントしていました。
