• X
  • Facebook
  • RSS

きなこもち、ミルク、いちご…あなたのお気に入りは?「チロルチョコ」の秘密


■最初は「3つ山」だった?

チロルチョコが初めて作られたのは、まだまだチョコレートが高級品だった1962年(昭和37年)のこと。子どもでも買える10円という価格のチロルチョコは、あっという間に人気者になりました。チロルチョコといえば、小さな正方形のチョコレートが、カラフルな包み紙に1つずつ包装されていますよね。しかし発売当時のチロルチョコは、現在のチロルチョコが3つ連なった「3つ山」の形をしていました。その後、景気の影響を受けて価格を30円に見直したのち、「やっぱりチロルは10円!」ということで現在の「1つ山」になったそうです。
★チロルチョコ株式会社★チロルのひみつ★

また、チロルチョコにはサイズの小さい「10円タイプ」と、サイズの大きい「20円タイプ」の2種類があります。

(左が10円タイプ、右が20円タイプ。)

実はチロルチョコをコンビニで売ろうとした際に、従来の10円タイプでは小さすぎてバーコードが印刷できなかったため、コンビニ用に大きいサイズが作られたそう。そのため、コンビニでバラで売られているのは大きい20円タイプとなっています。
松尾 利彦 氏

■“バカボンのパパ”や“ガチャピンとムック”のチロルチョコも!パッケージの歴史

チロルチョコといえば、見ているだけで楽しいカラフルなパッケージが印象的ですよね。チロルチョコの公式サイトでは、これまでに発売されてきた様々なパッケージを見ることができます。最近になるにつれよりカラフルに、バリエーションも豊富になっているのが分かります。また「天才バカボン」や「タッチ」などなつかしの人気マンガや、「ガチャピンとムック」「リラックマ」「カピバラさん」といった人気キャラクター、「インベーダーゲーム」や「男前豆腐店」など、バラエティに富んだコラボパッケージも数多く発売されています。あなたはいくつ見たことがあるでしょうか?
★チロルチョコ株式会社★チロコレ★

またコレクターによるこちらのサイトでは、同じシリーズのデザイン違いのパッケージをたくさん見ることができます。
ちいさな絵画チロルチョコパッケージギャラリー本館

■自分だけのチロルチョコが作れる!

またチロルチョコのパッケージを自分だけのオリジナルデザインにできるのが、こちらの「DECOチョコ」というサービスです。デジカメや携帯で撮った写真やイラストなどの画像を専用のフォームからアップして、プリクラ感覚でフレームや文字でデコレーションすればデザインが完成。味は「生クリーム入りミルク味」「コーヒーヌガー味」「きなこもち味」の3種類から選べます。価格は1セット45個入りで2,362円(税込)となっています。プレゼントにもいいですね。
DECOチョコ
【レポート】「俺色チロルチョコつくりました!」--世界でひとつだけの”DECOチョコ”体験 (1) 自分仕様に"チロルチョコ"をカスタマイズ | ライフ | マイコミジャーナル


今回は「チロルチョコ」にスポットを当ててみました。あなたの好きなフレーバーは何でしょうか?また発売当初と同じ3つ山のチロルチョコは、一部の店舗や通信販売で「復刻版」として販売されているそうです。見かけたら手に取ってみたいですね。

チロルチョコの公式サイトでは、他にも様々なチロルチョコの秘密や、歴代のCMなども見ることが出来ます。アクセスは下のリンクからどうぞ。


文: 飯塚朋子

関連エントリー