京都国際マンガミュージアムでは現在、「東のエデン 劇場版II Paradise Lost」の公開を記念した原画・パネル展が実施されています。この展示で最も注目したいのが、AR(拡張現実)を使った「東のエデンシステム」の体感コーナー。東京・吉祥寺パルコで行われた「東のエデン プレミアムショップ」でも披露され、話題を呼んだAR。今回、「京都で東のエデンの世界を体感できる!」ということで、開幕前夜に行われた設置現場に突入してきました。はてなブックマークニュースの独占レポートです!
■ここでしか目にできないお宝たち!
▽フジテレビ“ノイタミナ” TVアニメ 東のエデン SPECIAL SITE
▽「東のエデン 劇場版II Paradise Lost」ついに公開日決定! - はてなブックマークニュース
フジテレビのノイタミナ枠で放映され、人気を博した「東のエデン」。延期が発表されていた劇場版第2弾の公開日も決定し、ますますヒートアップしています。
2月8日の夜に行われた、展示コーナーの設置。会場となるのは、京都国際マンガミュージアムです。
今回展示されるのは、すでに公開されている劇場版第1弾「The King of Eden」と、第2弾「Paradise Lost」の原画とパネル。見ているだけで、数々の名シーンが頭の中によみがえります。
神山健治監督の直筆サインや、
キャラクター原案を担当した羽海野チカさんのイラストなど、ファン感涙のお宝も!
■「東のエデンシステム」をARで体験!
▽これなら分かるAR(拡張現実) - @IT
▽ALTERNATIVE DESIGN++
作中の中で大きな役割を担う「東のエデンシステム」。これは、携帯を人や物にかざすと、対象物のプロフィールや他のユーザーから投稿されたコメントが見れるというもの。これを、現実世界で再現したのが、AR三兄弟。キャラクターのストラップや、劇場で配られていたフライヤーをWebカメラにかざすと、色認識によってARが表示され、プロフィールやファンからのメッセージ、予告編をみることができます。
<フライヤー編>
<ストラップ編>
また、Webカメラで見ることができる各キャラクターへのメッセージは、携帯サイトもしくはTwitterの公式botから投稿できます。
<滝沢 朗>
@takizawa_eden
エデンシステム:滝沢 朗
<森美 咲>
@saki_eden
エデンシステム:森美 咲
<葛原 みくる>
@mitchon_eden
エデンシステム:みっちょん
<板津 豊>
@itazu_eden
エデンシステム:板津 豊
■AR三兄弟長男・川田十夢さんに話を聞いた!
――そもそもなぜARと東のエデンがコラボすることになったんですか?
「神山監督が作中で展開していた東のエデンシステムが、AR三兄弟の実験作品の組み合わせで実現可能だと思ったからです。東のエデンの世界では、携帯をかざすことで、プロフィールやコメントが見られますよね?あれって僕らが作ってきたARシステムとほぼ一緒なんですよ」
――ARで東のエデンシステムを再現する上で、気をつけていることはありますか?
「ファンの期待を裏切らないことですね。僕たちがARでプロモーションすることで、作品への熱が冷めちゃうと元も子もないので。前回、東京で行った時はすごく評判がよくって、ARが作品とファンのつなぎ役になれたことにホッとしました」
――マンガミュージアムで実施することはどう思いますか?
「京都は歴史があるのに新しいことにも寛容的な街なので、どんな反応があるか楽しみですね。関西圏のファンの人にぜひ体感してもらいたいです」
取材中も、新しいAR作品を次々と披露してくれた川田さん。ありがとうございました!
また、『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』 は、3月13日(土)より、テアトル新宿、テアトル梅田ほかにて全国順次ロードショー。 公開前に、ぜひ作品の世界を体感してみてください。
■京都国際マンガミュージアムとは?
- 開館時間:午前10時~午後6時 (最終入館時刻: 午後5時30分) ※ただし、期間やイベントにより開館時間延長あり。
- 休館日:毎週水曜日 (休祝日の場合は翌日)と、年末年始、及びメンテナンス期間 ※3月31日(水)は春休み期間のため開館。
- 入場料は当日500円で、その日の内であれば何度でも出入り可能。また、6000円で年間パスポートが購入可能。
- 今展示は3月下旬まで開催予定。