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定時は5時~19時――「AppBank」オフィスが鎌倉にある理由



AppBankはなぜ鎌倉なのか?
IT企業やWeb関連の会社の多くが東京にオフィスを構える中、AppBankが選んだのは神奈川県・鎌倉市。4月15日に更新された「AppBankはなぜ鎌倉なのか?」というエントリーでは、その理由と魅力が語られています。
AppBankのスタートメンバー3人にはライター経験がなく、仕事環境を変えて取り組みたいという気持ちからそれまで働いていた都心を離れることを決めたそう。スタートメンバーの一人・entrypostman氏が、以前訪れたサンフランシスコの環境を気に入っており、それに近い場所として鎌倉に行きついたそうです。
最終的に鎌倉に決めた理由は以下の通り。

  • 都心からの適度な距離(近すぎず遠すぎず)
  • 都内へ電車一本、しかも渋谷、新宿、品川、新橋などに各々一時間以内
  • 海と山な環境
  • 高くない建物
  • 適度な賑やか感

たしかに、都心とは違う環境で仕事ができる場所ですよね。

また、AppBankの定時は朝の5時から19時だそうです。始業時間がかなり早いですが、これにもとある理由が。

丁度鎌倉に引っ越してくるときに村上春樹のインタビューを読んだんです。
そこには、彼は三時半起きで、四時から自宅にある地下室で執筆開始。七時か八時には執筆終了で朝ご飯、そして筋トレして、その後散歩。
彼曰く、内なる闇と向き合わなければ文章なんて書けない、と。
(中略)
村上春樹と違うところは彼は午前中しか仕事しない所です。私たちは夜までぎっしり。仕事が安定したら、午前中だけ仕事して、午後は筋トレ、とかしたいものです。

この就業時間は一部のスタッフを対象にしたもののようですが、個性的なルールには間違いありません。
ちなみに、ちょっと変わったIT企業として知られている「面白法人カヤック」の本社も鎌倉。のんびりとした雰囲気が漂う鎌倉は、“固定概念”にとらわれていない会社にピッタリな場所なのかもしれませんね。

文: タニグチナオミ

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