男女問わず身につけるものではありますが、特に女性にとっては選び方やつけ方にこだわりを持ちたいのが「下着」です。普段見えない部分にも関わらず、次々と新たな機能やデザインが登場し、進化を続けている女性用の下着。今回は、はてなブックマークでも最近密かに注目を集めている「女性と下着」に関するエントリーを集めてみました。
■女性にとって「下着」はどんな存在?
男性用に比べ、機能面でもデザイン面でも圧倒的にバリエーションが豊富な女性用下着。女性たちの下着へのこだわりの裏には、どんな思いがあるのでしょうか?
▽女性心理 | ワコール ココロス
こちらは大手下着メーカーのワコールが運営する、女性の心理と下着の研究サイト「cocoros」。「女性にとって下着とは?」「お気に入りの下着を選ぶポイントは?」「年齢によって着用の場面は変化する?」といった疑問に関する調査結果や、専門家による女性と下着に関する考察、女性のライフスタイルにスポットを当てたコラムなどを通じ、「女性と下着」について、様々な観点から研究しています。
こちらは下着に関するアンケート結果の1つ。「集めるのが楽しい」「下着には夢を感じる」など、女性が下着にこだわる理由は、単に見た目や身だしなみだけではないようです。
■女性が下着に求めるものって?
続いては、そんな女性たちの“下着へのこだわり”を知ることができるエントリーです。
<“若い時の体型を維持する秘訣”をワコールが研究>
▽45年間もの人体計測を続けた集大成、ワコールが「若い時の体型を維持する秘訣」を本邦初公開 - GIGAZINE
年齢を重ねても、できる限り若い時の体型を維持したいと願う女性は大勢います。こちらはワコールが発表した「若い時の体型を維持する秘訣」についての研究結果。ワコールでは45年にもわたって様々な年代の女性からデータを取って分析、その結果、体型を維持するにはやはり「自分に合った下着を使い、健康的な生活をする」という基本的な習慣が重要だと分かったそう。一度起こった体型の変化を元に戻すのは困難なので、そうなる前から下着のつけ方や生活習慣を見直すことが大切ですね。
<“ブラトップ”ブームから見る現代女性の心理とは?>
▽http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20090701/199082/
ユニクロをきっかけに、一昨年から大ブームとなっている「ブラトップ」。カップ部分とキャミソールが一体化しているため、ブラジャーを着用しなくても1枚で着ることができるという便利さから、「ブラジャーは肩ひもがズレたり、ホックや締め付けが気になる」と悩む女性から大きな支持を得ています。こちらのエントリーでは、そんなブラトップがブームになった背景には「ブラジャーが苦手でも、ノーブラは身だしなみとしてNG」という日本的な価値観と、「美しさのためにはバストメイクをすべき」という欧米的な価値観の両方に影響されながらも、“窮屈すぎない”生き方を求める現代の日本人女性の姿があると分析しています。
<いつの時代も悩みは同じ?世界最古の“寄せて上げる”ブラ>
▽世界最古の寄せて上げるブラジャーが発見される - GIGAZINE
多くの女性にとって、ブラジャーを選ぶ際「ボリュームがあるように見せられる」「キレイな谷間が作れる」というのは重要なポイントですよね。こちらのエントリーで紹介されているのは、なんと1800年代に作られたという、世界最古の“谷間を強調するブラジャー”です。ロンドンの科学博物館の倉庫の中に眠っていたものだそうですが、今も昔も、女性の悩みはやはり同じだったのでしょうか?
<“胸を小さく見せるブラ”も登場>
▽http://sankei.jp.msn.com/economy/business/100423/biz1004231725025-n1.htm
▽大きな胸を小さく見せたい! 女ゴコロに応える『小さく見せるブラ』ワコールが発売 | ガジェット通信 GetNews
一方で、女性がブラジャーに求めるのは必ずしもバストアップではない様子。先日話題になったこちらの「小さく見せるブラ」は、ボリュームのあるバストをスッキリと見せるためのブラジャーです。発売元のワコールが行ったアンケート結果では、ブラジャーに求めるものについて、1割以上の女性が「バストをコンパクトに見せたい」と答えたそう。小さく見せたい理由としては、「ボリュームがあると太って見える」「着たい服が似合わない」といった悩みがあるようです。
今回は「女性と下着」にスポットを当てたエントリーをご紹介しました。女性の下着に対する思いや悩みは、体型や考え方、ライフスタイルなどによってまさに十人十色。そのニーズに合わせ、これほど様々な下着が生まれてきたんですね。
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