時には、死に至ることもある“医療ミス”。「医師」や「看護師」といった人命に関わる人たちが、人為的な医療ミスを防ぐために作ったユニークなアイテムがTwitter上で話題になっています。
▽http://twitpic.com/1vkvy3
▽http://www.geocities.co.jp/Milano-Aoyama/1326/karu-com.htm
▽お絵描き看護師がつづる「医療安全対策いろはかるた」が人気 - ガベージニュース(旧:過去ログ版)
ミニブログサービス「Twitter」に投稿された1枚の写真。どうやら、看護師を主役に、医療現場を描いたかるたのようです。
実はこちら、兵庫県の赤穂市民病院が職員から集めた医療安全標語を元に作成した、「医療安全対策いろはかるた」というもの。その内容の一例は以下の通り。
「いりょうミス一件一瞬二億円」
「あわてるな忙しいほどゆっくりと」
「ニアミスも見逃すまいぞ一件も」
「れんらくのミスで始まる医療事故」
「せいめいは口で言うより字で確認」
これらの標語をもとにコミカルなイラストを描いたのは、同病院の看護師でイラストレーターでもある小玉高弘さん。2002年前後に作られたもので現在は販売されていないようですが、赤穂市民病院を始め、多くの病院や看護学校で教材として使用されているそうです。なんともユニークなアイデアですが、写真を見た人たちからは、「“ひ”が怖いw」「だいぶ絵で助かってるけどすごいことになってるw」「“お”とか句をしらなくても辛そうなのが解らないでもないっす…」など、「怖い」という反応が。ぜひ一度、手にしてみたいものですね。