今年も「ついに家で蚊が出た!」という声がちらほら聞こえてきました。刺されて痒くなるのも困りますが、耳元で“ブーン”というあの音が聞こえるだけでも気になってしまいますよね。今回は殺虫剤を使わない安全な方法や、刺されやすい人と刺されにくい人の違いなど、知っておくと便利な「虫除け対策」をご紹介します。
■できるだけ安全に虫除け対策をするには?
殺虫成分を含んだスプレーや蚊取り線香などは、あまり頻繁に使うのは避けたいですよね。まずは蚊の発生源をなくしたり、刺されにくくする工夫をしてみましょう。
▽お勧めの蚊対策を教えてください。できるだけナチュラルのものが… - 人力検索はてな
▽http://news.ameba.jp/cobs/2009/08/44256.html
蚊を発生させないためには、家の周りに水の貯まった場所を作らないことが重要です。そして当たり前ですが、肌の露出を控えるのも刺されないための基本。どうしても暑くて薄着になる場合は、虫除けスプレーなどを使いましょう。また「蚊取り線香」は使い続けると目や喉が痛くなる場合があるので、できるだけ天然素材からできたものを選ぶといいですね。そして蚊を気にせずグッスリ眠りたいなら、昔ながらの「蚊帳」もオススメです。
■刺されやすい人、刺されにくい人はいる?
しかし同じ家に住んでいても、「自分はよく刺されるのに家族はあまり刺されない」といった経験はありませんか?蚊に刺されやすい人、刺されにくい人にはどんな違いがあるのでしょうか?
<蚊が好む“3つのポイント”って?>
▽http://osaka.yomiuri.co.jp/mono/mo90701a.htm
こちらのエントリーによれば、蚊は人間から出る「炭酸ガス」「体温」「臭い」の3点から刺す相手を探す習性があり、「体温が高く呼吸回数が多い=新陳代謝が活発」な人ほど刺されやすくなるとのこと。そのため、普段あまり刺されないという人でも、汗をかいた時やお酒を飲んだ後は刺されやすくなります。
<“血液型”は関係ある?>
▽http://www.gaityu.jp/bitten.html
そして蚊についての話題でよく耳にするのが、「O型は蚊に刺されやすい」といった血液型との関係。確かに特定の血液型の人が刺されやすいという実験結果も報告されていますが、現時点では科学的な根拠は分かっていないそうです。
■肌に優しい“手作り虫除けスプレー”
最後にご紹介するのは、アロマオイルを使った虫除けスプレーの作り方です。「市販の虫除けスプレーは肌への刺激が強すぎて心配…」という時は、手作りしてみてはいかがでしょうか?
▽アロマオイルによる虫除けスプレーの作り方 [男の子育て] All About
▽http://r.nanapi.jp/2508/
元々自分の香りで虫から身を守っている植物たち。レモングラスやゼラニウム、シトロネラといった虫が嫌がる香りのアロマオイルとエタノール、精製水(ミネラルウォーター)を混ぜ合わせれば、その香りを利用した肌に優しい虫除けスプレーが出来上がります。肌が弱い人や、小さい子供でも安心して使えますね。
夏になると毎日のように現れては私たちを困らせる蚊。できるだけ周りに害のない方法で、安全に虫除け対策をしたいですね。
Title Photo by chez_sugi