米・ロサンゼルスで行われた世界最大のゲーム展示会「E3」において、新型ゲーム機「ニンテンドー3DS」を発表した任天堂。「ファミコン」から始まり、近年も「ニンテンドーDS」や「Wii」など、人気の家庭用ゲーム機をリリースし続けていますが、果たして「ニンテンドー3DS」では、どんな機能でゲームユーザーをトリコにするのでしょうか?
▽http://www.nintendo.co.jp/n10/e3_2010/3ds/index.html
▽ニュースリリース : 2010年6月16日
任天堂が発表した内容によると、「ニンテンドー3DS」の最大のポイントは、映画でも話題の3D映像が裸眼で楽しめること。上画面に3D映像が映し出されることで、よりゲームの世界の臨場感や奥行きを感じられるそうです。また、内カメラが1個、外カメラが2個内蔵されており、3Dカメラとして使用することが可能です。
その他の機能として、アナログ入力可能なスライドパッド、モーションセンサー、ジャイロセンサーなどを採用。通信機能も強化され、スリープ中に他のニンテンドー3DSやWi-Fiアクセスポイントと自動的に通信することで、従来の「すれちがい通信」がさらにパワーアップします。
詳しい発売日や価格は公表されていないものの、2011年3月末までに世界市場に向けてリリースされるとのこと。気になる専用ソフトも、すでに「マリオカート」や「キングダムハーツ」、「チョコボレーシング」「メタルギアソリッド」「バイオハザード」といった人気シリーズの制作が明らかになっています。
専用メガネを使用することなく、3D映像が楽しめる「ニンテンドー3DS」。「アバター」や「アリス・イン・ワンダーランド」など、映画業界では話題沸騰の「3D」ですが、ゲーム市場での反応は一体どんなものなんでしょうか。続報が気になりますね。