今年もTシャツ1枚で過ごせる季節がやって来ました。シンプルだからこそデザインにはこだわりたいTシャツ選びですが、たまには自分だけの“オリジナルTシャツ”を作ってみるのはいかがですか?今回は自宅でできる「Tシャツの作り方」をご紹介します。
■自分でTシャツを作る方法は?
Tシャツを自作する方法はいくつかありますが、今回は代表的な3つの方法をご紹介します。それぞれ仕上がりや耐久性、難易度が異なるので、Tシャツの用途や自分のレベルに合った方法を選んでみて下さい。
▽ 自分で作る自作Tシャツ、手作りTシャツの作り方作成方法!
▽ 手作りでオリジナルデザインTシャツをつくろう!/オリジナルTシャツ製作×Tシャツプリント作成【送料無料】Tシャツ制作ファクトリー
▽ T シャツの作り方 方法編
今回はこれらのエントリーを参考に、「アイロンプリント」「サンラバー」「シルクスクリーン」の3種類のやり方を見ていきます。
<アイロンプリント>
最も手軽で安価にできるのがこちらの「アイロンプリント」。デザインを専用の用紙に左右反転でプリントし、アイロンの熱で転写するだけでTシャツが作れます。複雑なデザインや写真の場合もプリントするだけなので簡単ですが、用紙の種類によっては特定の色の生地にしか使えなかったり、色あせやひび割れするものもあるのでご注意を。用紙を選ぶ際は、事前にレビューなどをチェックしておきたいですね。
▽ Tシャツ自作、制作、手作り、手づくり、作り方、デザイン:東京Tシャツ部
アイロンプリントのコツについては、上記のエントリーでも詳しく解説されています。

EPSON アイロンプリントペーパー A4サイズ 5枚入り MJTRSP1
- メディア: オフィス用品
<サンラバー>
「もうちょっと耐久性が欲しい」という人には、こちらの「サンラバー」がオススメ。同じくアイロンを使いますが、転写ではなく、好きな形に切ったシートを熱で貼り付けて作るので、色あせなどの心配はほとんどありません。ただしデザインはカッターで切り抜く必要があるので、手先の器用さが必要。また、使える色はサンラバーとして売られているシートの色のみになるので、あまり複雑すぎるデザインや多色使いのデザインは難しくなります。
<シルクスクリーン>
そして最も本格的なのが「シルクスクリーン」を使う方法です。シルクスクリーンとは版画の技法の1種で、デザインをインクの通る部分と通らない部分に分けて製版し、通る部分に空いた穴からインクを押し出してプリントする方法。複雑なデザインも可能で耐久性もありますが、その分他の方法に比べると難易度は高めです。
▽ http://www.rakuyo.com/article/13223667.html
▽ シルクスクリーン
▽ TシャツくんWEBSHOP
▽ corettee-コレッティ-Tシャツくんで自作Tシャツを作るよ
シルクスクリーンの道具や材料を一から揃えるのは大変ですが、同じ技法を使ってより手軽にTシャツ作りを楽しめるこんなキットもあります。プロ並みの仕上がりも可能なので、プレゼントにオリジナルのTシャツを送るのもいいですね。
■プリントは“プロにまかせる”場合
これまではデザインからプリントまで全て自分で行う方法をご紹介しましたが、枚数が多い場合や「本格的に仕上げたいけど自分でプリントするのは難しい…」という場合は、プリントの作業を業者に委託することもできます。
こちらのエントリーでは、業者の選び方や印刷方法の種類、コストや製作の流れなど、Tシャツのプリントを業者委託する際に知っておきたい情報がまとめられています。学園祭でお揃いのTシャツを作る場合や、オリジナルのTシャツを自分で売りたい場合などに便利ですね。
お気に入りのブランドや好きなアーティストのツアーTシャツなど、「Tシャツなら何枚あっても嬉しい!」という人も多いですよね。今年の夏は、自分だけのオリジナルTシャツもコレクションに加えてみてはいかがでしょうか?
Title Photo by klipsch_soundman