「ざるそば」や「とろろそば」など、冷たいそばが美味しい季節になりました。お店で食べることが多いそばですが、そば好きにとっては自分で作る“手打ちそば”も憧れますよね。今回は自分でできる「美味しいそばの打ち方」をご紹介します。
■6ステップできる「そば打ち」のコツ
まず家庭でのそば打ちの基本から見ていきましょう。
▽ 「そば打ち」の名工が教える、誰でもできる極うまそばの打ち方
▽ http://www.geocities.jp/hon_mal/soba/teuchi_3.htm
▽ http://www.kaji.org/soba/diary/sobauchi.html
<用意する道具は?>
そば打ちに必要な道具は次の通り。専用の道具を買わなくても、ほとんどは家庭にあるもので代用できます。
- 打ち台
- 麺棒
- まな板と包丁
- ボウル
そば打ちをする打ち台は、市販のものもありますが自分で手作りすることもできます。平らなテーブルやステンレス製の調理台があれば、それでもOKです。包丁については文化包丁でもかまいませんが、菜切り包丁や中華包丁のように刃が真っ直ぐなものがオススメ。本格的にそば包丁を使う場合は、上から押さえるための「駒板」があると便利です。
<材料を選ぶポイントは?>
そばを作るのに必要な基本の材料は、「そば粉」「つなぎ」「打ち粉」の3つです。味の決め手となるのが「そば粉」選びですが、家で打つ場合は「石臼挽き・ロール挽きで、香りや味の良い国産の粉」を単体で選ぶのがいいでしょう。「つなぎ」については小麦粉や山芋、卵など好みによって色々なものが使われますが、粉の場合は最初から混ぜて、山芋や卵などは水を加えるようにして使います。また「打ち粉」はそばが生地がくっ付かないようにまぶすそば粉のことで、通常は粘り気の少ない“一番粉”が使われます。
<そば打ちの手順は?>
材料が揃ったら、いよいよそば打ちに入ります。基本の手順は次の通りです。
- 1.そば粉とつなぎを混ぜる。
- 2.水を加えながら混ぜる。
- 3.水がまんべんなく行き渡ったそば生地を捏ね、1つの大きな固まりにまとめる。
- 4.固めた生地を手で平らに延ばしてから、麺棒で延ばす。
- 5.延ばした生地を折りたたみ、麺の形に細く切る。
- 6.茹でる。
詳しい手順は上記エントリーのほか、下記の動画からも見ることができるのでぜひ参考にしてみて下さい。
▽ http://www.youtube.com/watch?v=ng_JxfEqJso
■そばつゆも手作りで楽しもう!
美味しいそばが出来上がったら、ぜひ「つゆ」にもこだわってみましょう。
▽ 門外不出!?美味しいそばつゆの作り方
▽ http://allabout.co.jp/gourmet/washokukotu/closeup/CU20080524A/
これらのエントリーでは、そばつゆの基本となる「かえし」の作り方から、「ざるそば」のつゆや「かけそば」のつゆ、美味しい出汁のとり方まで、本格的なそばつゆの作り方を紹介しています。
敷居が高いイメージのあるそば打ちですが、基本を押さえれば家庭でも美味しいそばを打つことができます。休みの日を利用して、ぜひ自分でもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
Title Photo by jasonlam