飲み物に入れたりそのまま口に放り込んだり、この季節には何かと欠かせない「氷」。しかし「家の冷凍庫で作った氷は白く濁って味もイマイチ…」と感じたことはありませんか?市販のロックアイスを使うという手もありますが、自宅でも美味しくてキレイな氷が作れたら嬉しいですよね。今回は見た目にも味にもこだわった「美味しい氷の作り方」をご紹介します。
■濁りのない「透明な氷」を作りたい!
お客さんに出す際などは、できればキレイな氷を用意しておきたいですよね。氷屋さんで売っているような透き通った氷を作るには、どうすればいいのでしょうか?
▽ 2008-07-08
▽ 家庭でもできる!透明な氷の作り方 | nanapi [ナナピ]
▽ http://homepage2.nifty.com/osiete/s566.htm
白く濁るのは、急速に凍らせたことで氷の中に残ってしまった空気や不純物が原因です。濁らないようにするには、水の中の不純物をあらかじめ取り除いたり、ゆっくりと凍らせるのがポイント。具体的には、次のような工夫ができます。
- 製氷皿の下に割り箸や発砲スチロールなど耐熱性の悪いものを置き、ゆっくりと凍らせる。
- 水道水は凍らせる前に浄水器を通すか、一旦沸騰させることで空気や不純物を取り除く。
- 大きめの容器に水を張って冷凍庫に入れ、2/3ほど凍った時点で取り出して割ると、水と一緒に空気や不純物を取り除ける。
▽ http://www.otona-magic.net/chiebukuro/900024.html
また、ゆっくりと凍らせることで透明なだけでなく“溶けにくい”氷にもなります。見た目も味も良くしかも長持ちと聞くと、試さずにはいられませんね。
■バーテンダーに教わる「丸い氷」の作り方
続いては、バーなどで見かけるあの「丸い氷」の作り方です。見た目もオシャレに演出したい時にいかがでしょうか?
バーで見かける丸い氷は、バーテンダーがアイスピックなどを使って削っています。こちらのエントリーによれば、初心者でも時間をかければ意外とキレイに仕上げられたそう。もっと手軽に作りたい場合は、丸い氷を作る専用の機械を使う方法もあります。
▽ http://www.youtube.com/watch?v=ebLY5DNFyIs
一方こちらの動画では、アイスピックではなく包丁を使ったテクニックを披露しています。包丁を細かく動かしながら氷の角を削っていくと、あっというまにまん丸な氷に。さすがプロの技ですね。
いずれの方法も、ほとんどお金をかけずにできるのが嬉しいところ。いつも市販の氷を買っていたという人も、一度自分で作ってみてはいかがでしょうか?
Title Photo by Art By Steve Johnson