今年も夏祭りの季節がやってきました。お祭りといえば、やはり欠かせないのが射的やヨーヨー釣り、型抜きなどの屋台遊び。中でもつい熱中してしまうのが「金魚すくい」ですが、「すぐにポイが破れてしまう…」と悩んでいる人も多いはず。あっという間に何匹もすくってしまう人は一体どうやってすくっているのでしょうか?金魚すくいの達人にコツを教えてもらいましょう。
■達人に学ぶ“金魚すくい”のコツとは?
「ポイが破れないよう慎重にやっているつもりなのに、なぜか上手くいかない…」と悩んでいる人は、工夫したつもりが実は逆効果になっているかもしれません。
<“ポイの持ち方”から見直してみよう>
▽ http://www.yomiuri.co.jp/komachi/life/juku/20050617ok07.htm
こちらのエントリーでは、300年以上の歴史を持つ金魚の卸問屋が教える金魚すくいのコツを見ることができます。金魚すくいを始める前に、まずはポイの持ち方からチェックしてみましょう。実はポイには裏表があり、紙が貼ってあるほうが表。表を上にして持つことで、水に濡れても破れにくくなります。またなるべくポイを濡らさないようにと、一部分だけ水に浸けるのはかえって破れやすくなるのでご注意を。水中でポイを動かす際は水の抵抗を受けないよう水面と平行に動かし、枠にひっかけるようにしてサッとすくいます。
▽ 金魚すくいの極意
また金魚すくいの店によってポイの質やルールが異なるので、より多くの金魚をすくいたいなら“店選び”も重要です。あらかじめ他の人がすくっている様子を見て、あまりにもすぐにポイが破れてしまう店は避けたほうがいいでしょう。またポイが破れた時点で終了になってしまう店もあるので気を付けます。上記のエントリーでは、その他の見分け方のコツやすくう際のポイント、裏技なども学ぶことができます。
■名人技を動画で!
しかし、実際にすくっている様子を見ないとなかなかイメージがわきませんよね。続いては金魚すくい名人のテクニックを動画で見てみましょう。
▽ http://www.youtube.com/watch?v=ro449LnH6DI
こちらの動画で紹介している金魚すくいのコツは次の通り。やはり最初にポイ全体を濡らし、水中では水の抵抗をなるべく受けないように動かすのが重要ですね。慣れてくると、1匹だけでなく4匹、5匹の金魚を一度にすくうこともできます。
- 手まで水に浸けてポイ全体を濡らす。
- ポイは水中で平行移動させ、水中から出し入れする際は斜めにする。
- 金魚をすくった際も、真上に上げずゆっくり斜めに持ち上げる。
「ポイは全体を濡らす」「紙が貼ってあるほうを上にする」など、意外と知られていない金魚すくいの基本。「今まで間違ったやり方でやっていた!」という人もいるのではないでしょうか?今年の夏は、ぜひ達人のアドバイスも参考にしながらチャレンジしてみて下さい。
Title Photo by ajari