動画共有サービス「YouTube」は、7月29日(現地時間)からユーザーが投稿できる動画の長さを15分に延長したことを発表しました。これまでは著作権侵害の対策として10分に制限されていましたが、多くのユーザーからの要望もあり、今回の制限緩和につながったとのことです。
▽ YouTube Japan Blog: 投稿できる動画の長さが最長で 15 分になりました。
▽ Official YouTube Blog: Upload limit increases to 15 minutes for all users
YouTubeのサービス開始当時は、投稿できる動画の長さに制限はありませんでした。しかしテレビ番組や映画といった著作権を侵害する動画の投稿が増えはじめたことをきっかけに、2006年からは動画の長さを10分に制限。技術的に著作権問題に取り組み、その成功を受けて「全てのユーザーに対してアップロードできる動画の長さを15分に上げても問題がないと判断しました」と説明しています。
また今回の取り組みによるキャンペーンとして、「yt15minutes」というタグをつけた15分間の動画を8月4日(水)まで募集中。優秀作品に選ばれると、YouTubeの特設コーナーに掲載されるとのことです。