mixiは8月12日(木)、10日(火)の17時ごろから断片的に続いていたアクセス障害について、その原因と経緯をまとめたプレスリリースを発表しました。約2日に渡った大規模な障害の原因は、データキャッシュシステムの不具合だったようです。
▽ 株式会社ミクシィ
▽ 株式会社ミクシィ
mixiを運営する株式会社ミクシィが発表した内容によると、最初の障害が起きたのは8月10日(火)の17時20分ごろ。データベースの負荷軽減のために導入しているデータキャッシュシステムの不具合により、mixiを閲覧しづらい状況となりました。その後、段階的に利用ユーザーを拡大しながら、同日23時30分ごろに完全復旧を終えました。ところが翌11日(水)11時20分ごろ、またも同じデータキャッシュシステムの不具合で障害が発生。原因詳細の特定作業を開始し、ようやく12日(木)1時50分ごろにすべてのユーザーがアクセス可能になりました。
約2日に渡る障害が発生した経緯について同社は、「高負荷かつ特殊な状態でのみデータキャッシュシステムの異常終了が発生していたため、根本的な原因の究明に時間がかかった」と、その原因について言及しています。なお、今回の障害によるユーザーのデータへの影響はないとのこと。
mixiの運用開始後、最大規模とも言える今回の障害。笠原健治社長も「今後このようなことが起きないよう、再発防止策を実施し、安定したサービスの提供に取り組んでまいります」と、自らコメントを発表しています。