米ハーバード大学で毎回1000人を超える学生が聴講したという、マイケル・サンデル教授による政治哲学の授業「Justice(正義)」。その伝説的講義がまとめられた書籍『これからの「正義」の話をしよう』が、本日8月27日(金)に電子書籍として配信されます。対応端末はiPhoneとiPad。価格は通常1600円ですが、9月17日(金)までは900円で販売されます。
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サンデル教授の講義「Justice(正義)」は、「殺人に正義はあるか」「愛国心と正義、どちらが大切?」といった“正義”にまつわる問題を、学生との対話形式で考えていくというもの。この講義内容は学外でも人気を博し、日本では「ハーバード白熱教室」と題して、2010年4月から2ヶ月に渡ってNHK教育で放送されました。その内容をまとめた書籍『これからの「正義」の話をしよう』(早川書房)が出版され、30万部を超えるベストセラーになるなど、その人気ぶりはいまだに留まることを知りません。
▽http://blog.nicovideo.jp/niconews/2010/08/008848.html
電子書籍版の発売にあたって、サンデル教授は8月27日に東京・六本木のアカデミーヒルズタワーホールで開かれる、第15回ハヤカワ国際フォーラム「マイケル・サンデル教授特別講義・日本版」に出席。対話形式の白熱した講義が、日本でも展開されます。聴講の募集は締め切られていますが、講義の模様は動画配信サービス「ニコニコ生放送」において、同時通訳版と英語音声版の2つの番組で生中継されます。