ソニー・コンピュータエンタテインメントは1月27日、次世代携帯型エンタテインメントシステム「NGP」(コードネーム)を発表しました。マルチタッチディスプレイや背面タッチパッドなど、これまでのプレイステーションシリーズにはない新機能も搭載しています。発売は2011年末の予定です。
▽ http://www.playstation.com/psmeeting2011/index_jp.html
▽ http://www.scei.co.jp/corporate/release/110127a.html
NGPは、「プレイステーション・ポータブル」や「PlayStation 3」をさらに進化させた最先端の携帯型エンタテインメントシステムとして開発されました。サイズは幅約182.0mm、高さ18.6mm、奥行き83.5mm。メインスクリーンにはマルチタッチに対応した5インチの有機ELディスプレイを採用し、本体の背面にはマルチタッチパッドを搭載しています。前面と背面にはカメラを組み込み、ジャイロや加速度、電子コンパスの各センサーも内蔵。アナログスティックは本体前面の左右に1つずつ搭載されます。ディスクはこれまでのUMD形式を廃止し、新たなゲームメディア“NGP専用カード”を採用。通信機能は、Wi-Fiと3G回線に対応するとのことです。
同時に、Android端末でプレイステーションのコンテンツが楽しめる「PlayStation Suite」も発表されました。対象となるコンテンツは、年内までに提供を開始する予定。なおPlayStation Suiteに配信されたコンテンツは、NGPでも楽しむことができます。
▽ http://www.scei.co.jp/corporate/release/110127b.html
さまざまな新機能を搭載した次世代機の登場に、はてなブックマークのコメント欄では「凄いスペックだな」「マジでPS3並みの性能だった」といった驚きの声や、「どれくらいの値段になるんだろうか…」と発表されていない販売価格に言及する声が寄せられていました。