Googleは3月9日(水)、ブラウザ「Google Chrome」バージョン10の安定版をリリースしました。対応OSはWindows、Mac OS X、Linuxで、公式サイトから無償でダウンロードできます。すでにChromeを使用している場合は、自動アップデートが行われます。
▽ Google Japan Blog: より速く、シンプルで安全に : Chrome 10 安定版をリリースしました
▽ http://www.google.co.jp/chrome/intl/ja/landing_ch.html
バージョン10の安定版では、JavaScriptのパフォーマンスが大きく向上しています。これまでダイアログボックスだった設定画面がタブで表示されるようになり、ブックマークのインポート、デフォルトのトップページ設定、環境設定などをタブ上で行えます。また、アドレスバーに表示されているURLから個別の設定画面に直接アクセスできます。
新しく追加された「パスワード同期機能」では、複数のPCで使うパスワードを同期できるようになりました。「秘密のフレーズ」で暗号化すると、パスワードのセキュリティを強化できます。セキュリティ面では、Flash PlayerがChromeのサンドボックスに対応しています。