気象庁は3月30日(水)、東北地方太平洋沖地震における各地の震度を精査した新たな観測データをWeb上で公開しました。 茨城県常陸大宮市山方で最初に観測した震度2は震度6弱に、栃木県那須塩原市中塩原の震度3は震度5弱と、大幅に変わっている地域があります。
▽ 気象庁|報道発表資料
東北地方太平洋沖地震では、宮城県沖を中心に最大震度7を観測しました。気象庁によれば、地震直後に発生した障害などで一部の観測データが届かず、地震当日に適切な震度を発表できなかった地点がありました。その後、これらの震度観測点のデータを入手したり、これまでに入手できた観測データの精査を行ったとのことです。
資料の別表1では、精査後に震度5弱以上であると判明した観測点名と、当初発表していた震度、精査後の震度を掲載しています。別表2では、震度5弱以上を観測した可能性があるものの、地震時のデータ不足などの理由で精査が終わっていない地点をまとめています。気象庁はこれらの地点について、引き続き精査を進めるとしています。