歌手の松浦亜弥さんが8月30日(火)、所属事務所のアップフロントエージェンシーを通じて「子宮内膜症」であることを公表しました。今後は、無理のない範囲で活動を続けていくとしています。
▽ http://www.up-front-agency.co.jp/artist/matsuura-aya/schedule_Info.php?id=4436
▽ http://blog.oricon.co.jp/ayablog/archive/86/0
松浦さんは、4年ほど前から腹痛による体調不良に悩まされており、病院で検査したところ「子宮内膜症」と診断されたそうです。人によっては激しい痛みを伴う病気のため、診断後は体調を考慮しながら活動していました。2009年に発表された“2~3年のライブ活動の休止”も、検査の結果を受けてのことだったそうです。
病気を公表した理由について松浦さんは、「個人的にはデリケートな問題なので、近い人達が知ってくれていればという思いで何年か活動してきましたが、今年はデビュー10周年。私にとってもファンの皆様にとっても大切な年。皆さんの声を聞いているのに何もしないで終わるなんてできない!」とブログにつづっています。
“あやや”の愛称で親しまれている松浦さんは、2000年に開催された「第4回モーニング娘。&平家みちよ妹分オーディション」に合格し、デビューしました。愛らしいルックスと高い歌唱力で人気を集め、「ドッキドキ!LOVEメール」「LOVE涙色」など多くのヒット曲をリリースしました。はてなブックマークのコメント欄には、「そうだったのか…。自分は野郎だし想像するしかないんだけど、公表するには勇気がいったことだろうなぁ。お体を大切に、末永く活躍していただきたい」「お大事に」「十分静養してまた元気な姿を」など、体調をいたわる声が寄せられています。
子宮内膜症は、100万人~200万人の潜在患者がいると言われている病気です。従来は出産を終えた女性に多い病気でしたが、近年では20~30代の患者が増えています。現在の医学では原因が特定されておらず、治療法は限られているとのことです。