アップルの前CEOであるスティーブ・ジョブズさんが亡くなったことを受け、NHK総合が放送する番組「クローズアップ現代」は10月6日、2001年にジョブズさんが出演した回のインタビュー部分を公開しました。約18分にわたる動画の中で、ジョブズさんが製品開発にかける当時の思いを語っています。
▽ http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=1403
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2001年3月29日に放送された特集「パソコン界の先駆者 そのベンチャー精神に迫る」のうち、ジョブズさんのインタビュー部分が公開されました。放送されたのは、「iPod」がまだ登場していない時期でした。
ジョブズさんはインタビューで、ベンチャー精神やパソコンの今後について語っています。「何か新しいことを始めるときに一番大事なことは、それを成し遂げたいという情熱」「私たちの生活スタイル全体がデジタル化する時代に突入しようとしている。パソコンがビデオカメラやDVDプレイヤー、携帯電話などのデジタル機器とつながって、私たちにとってより便利な素晴らしい道具に変わる」といった、ジョブズさんの当時の考えを知ることができます。終盤には、「10年後にはあなたはどうなっていると思いますか?」という質問にも答えています。
ジョブズさんの10年前の言葉に、はてなブックマークのコメント欄には「ジョブズは5年先だってわからないと言いながら、見事に今につながるビジョンを示している」「10年前からこの考えはすごい」「10年後のあなたは?という質問が切ない」といった声が寄せられています。