モリサワは2月22日(水)、クラウドフォントサービス「TypeSquare」を開始しました。同日にオープンしたサイトでは、提供するフォントの一覧や料金プランを掲載しています。Web上でクラウドフォントがどのように表示されるかを確認できる「クラウドフォント・シミュレータ」も公開しています。
▽ Webフォント TypeSquare [タイプスクウェア]
▽ モリサワのクラウドフォントサービス「TypeSquare」2/22開始 年内無料のキャンペーンも - はてなニュース
クラウドフォントは、ネットを介して配信したフォントをブラウザ上に表示させる技術です。この仕組みを利用したTypeSquareでは、指定したフォントが搭載されていないパソコンのブラウザ上でも、該当するフォントを表示できます。通常のテキストと同じく、CSSによる文字サイズの調整や文字装飾もできるとのことです。パソコンだけでなく、iPhoneやAndroid端末、iPadでの表示にも対応しています。
クラウドフォント・シミュレータでは、TypeSquareで利用できる154書体のうち、テーマ別に設定された40書体がどのように表示されるかを確認できます。テーマは「ベーシック」「ブログ」「ニュース」「ブランド」「マガジン」が用意されており、それぞれの環境により近づけた状態でフォントを表示します。書体の種類だけでなく、文字色や背景色、サイズや行間の高さを変更できます。
料金プランは、クラウドフォントを利用するWebサイトのページビュー(PV)を基準に、4種類の「ベーシックプラン」、2種類の「ライトプラン」、「アドバンスドプラン」が用意されています。また、サービス開始に伴い「オープン記念¥0キャンペーン」がスタートしています。2012年11月30日(金)までに利用を開始すると、12月31日(月)までの期間、PVの上限なく無料でTypeSquareを使用できます。
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