小惑星探査機「はやぶさ」が持ち帰った小惑星イトカワの微粒子を“観察”できるイベント「スペース・サイエンス・ワールド in とっとり」が、2月25日(土)と26日(日)に鳥取県倉吉市の倉吉未来中心で開催されます。イトカワの微粒子が公開されるのは世界で初めてとのことです。
▽ サーバエラー/とりネット/鳥取県公式ホームページ
「スペース・サイエンス・ワールド in とっとり」では、イトカワの微粒子の分析を行っている岡山大学地球物質科学研究センターの電子顕微鏡を遠隔操作して、微粒子を“ライブ観察”できます。「はやぶさ」実物大模型をはじめとした国内外の宇宙開発に関わる展示や、宇宙食の試食、宇宙服の試着などの体験コーナーもあります。
会期中には、国際シンポジウムを含む各種講演が併せて行われます。「はやぶさセッション」では、はやぶさプロジェクトの関係者が、はやぶさミッションの意義やイトカワの微粒子の分析結果について、サンプルを実際に電子顕微鏡で観察しながら解説します。
鳥取県はイベントに向け、宇宙や太陽系科学に関する質問をメールで募集しています。寄せられた質問は、当日に会場で専門家が回答するとのことです。
開催時間は、2月25日(土)、26日(日)両日とも午前9時から午後5時半までです。入場は無料です。