日本レジストリサービス(JPRS)は3月1日(木)、47都道府県の名称を用いた「都道府県型JPドメイン名」を2012年11月に新設すると発表しました。サービス概要や登録受け付けスケジュール、申請方法についても公開されています。
▽ JPRSが、全国47都道府県の名称による新たなドメイン名空間「都道府県型JPドメイン名」を2012年11月に新設 / 株式会社日本レジストリサービス(JPRS)
▽ 都道府県型JPドメイン名について | JPドメイン名について | JPRS
都道府県型JPドメイン名は、「◯◯◯.tokyo.jp」のように、都道府県の名称を含むドメイン名空間です。「◯◯◯」の部分は、「お花見.kyoto.jp」のような日本語での登録も可能だそうです。
JPRSでは、都道府県型JPドメイン名を新設した理由を以下のように説明しています。
JPRSでは、「地域向け」もしくは「地域発」の情報提供を目的に活動する個人ならびに組織に最適な「都道府県型JPドメイン名」を新設することで、全国47都道府県におけるインターネットを活用した地域活動やコミュニティの更なる活性化に資することを目指しています。
都道府県型JPドメイン名の登録は、日本に住所があれば個人・組織を問わず可能で、登録できるドメイン名の数に制限はないとのことです。
サービスの新設に向け、登録商標の権利者を対象とした「優先登録申請」を7月16日から8月19日まで受け付けます。優先登録申請の終了後、登録資格を満たすすべての申請者からの登録を受け付ける「同時登録申請」を行います。9月17日から10月21日までの期間に同一のドメイン名に対し複数の申請があった場合、それらを“同時に申請された”とみなし、抽選を行うそうです。通常の登録申請は11月19日から受け付け開始予定です。