ソフトバンクモバイルは7月25日(水)、携帯電話がつながりやすいとされる900MHz帯を使用した「プラチナバンド」の通信サービスを開始しました。対応機種は、2012年の夏モデルとして発表したすべての端末やiPhone 4、iPhone 4Sなどです。対応エリアは順次拡大し、2016年度中に人口カバー率99.9%を目指します。
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プラチナバンドは、電波が遠くまで届きやすい、障害物を回り込んで伝わるなどの特性を持つ700MHz~900MHzの周波数帯域を指します。従来の帯域に比べ、室内やビルの陰などでも通信しやすくなります。ソフトバンクモバイルの対応機種で利用する際に、設定や申し込みは必要ありません。プラチナバンドの詳細については、同社がオープンした特設サイトにまとめられています。
対応機種は以下の通りです。
- 2012年夏モデルの7機種すべて
- iPhone 4、iPhone 4S、iPad 2、新しいiPad
- 105SH、001HT、 X06HTII、X06HT、X05HT、X04HT
以下のページでは、9月末までにプラチナバンドに対応予定のエリアを確認できます。
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ソフトバンクモバイルは、1月に900MHz帯を使用する特定基地局の開設計画を総務省に申請し、3月に認定を受けました。開設計画によると、基地局を2012年度中に約1万6千局設置し、2016年度中に約4万1千局まで増設。人口カバー率を99.9%にする予定です。