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板東英二さんの“ゆで卵好き”には理由があった――涙誘うエピソードが話題に



http://www.tfm.co.jp/links/smartphone/index.php?itemid=44707
http://bandoeiji.nucella.jp/

注目されているのは、TOKYO FMを中心に全国38のFM局で毎週日曜日に放送されている「ゆうちょ LETTER for LINKS」の番組内容を、ポッドキャストとテキストで紹介するエントリーです。女優の羽田美智子さんが有名人の“絆ストーリー”を朗読するこの番組で2011年10月9日、板東英二さんのエピソードが語られました。

満州で生まれた板東さんは5歳の時に終戦を迎え、引き揚げのため、母親と兄弟と共に日本を目指しました。板東さんの母親は、末っ子の板東さんを背負いながら山を越え平原を進み、出発から1年半後、ようやく日本に到着。板東さんは、厳しい寒さと飢えに襲われた自分を救ったのは、道中で数回手に入った卵と母親の愛だったと述べています。

引き揚げの際に体験した貧しさからか、板東さんの母親は「ひもじい思いさせて、すまなかったねえ。ごめんね」が口癖で、板東さんがプロ野球選手として稼げるようになっても、実家では“オコワとゆで卵”を用意して迎えてくれたそうです。今は亡き母親に板東さんは「母ちゃん、ありがとうね。英二は、なんとか食べてるよ。いまは、ゆで卵を好きなだけ食べてるよ」とメッセージを送っています。

板東さんのゆで卵が好きな理由に、はてなブックマークのコメント欄には、「ほろりと涙。。。」「こんな涙もんの話見せられて、うでたばご話をゲラゲラ笑って見られなくなるじゃないか。。」などの声が寄せられています。

文: タニグチナオミ

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