レゴを使って自動的にボールを運ぶ仕掛け「Great Ball Contraption(GBC)」の日本人による作品が動画サイトに投稿され、はてなブックマークで注目を集めています。動画に登場するGBCのコースは、2年間で制作した作品をつなぎ合わせたものだそう。工夫を凝らしたギミックの数々には、日本だけでなく海外からも驚きの声が上がっています。
▽ LEGO Great Ball Contraption (GBC) Layout 2012.9 - YouTube
▽ 【レゴ】 玉ころがし Part2 【GBC】 - ニコニコ動画
話題となっているGBCの作品は、「スパイラルリフト」「ジグザグ階段」「アルキメデススクリュー1号」といった17のモジュールで構成されています。中にはコンピューターを使った本格的なモジュールも。約7分で1周する“無限ループ”タイプで、全体のサイズは1.5メートル×6.5メートル、一周の長さは31メートル、制作時間は約600時間だそうです。
ニコニコ動画に投稿した動画では各モジュールの動きを見せると共に、使用しているパーツや仕組みなどを説明しています。大量のボールがさまざまなギミックで運ばれていく様子は、まさに“ボール工場”のようです。カップがリズミカルにボールを1つ1つ受け取っていったり、鳥のくちばしのようなモジュールがボールをついばんだりと、独特な仕掛けの数々は見ていて飽きさせません。
はてなブックマークのコメント欄には「また以前より発展してる…」「前よりずっと長くなってる!観てて飽きないなあ」「これがレゴだとは信じがたい。よくぞ作り上げました。素晴らしい」といった声が集まっています。YouTubeのコメント欄には9月24日(月)午後6時現在、国内外から4,000を超える感想が集まっています。
動画を投稿したのは、レゴと機械が好きだという高専生のakiyukiさんです。akiyukiさんはこれまでにも、GBCの動画を投稿するなどして注目を集めていました。ブログでは、今までに制作したGBCや動画などが公開されています。