ニンジャ抗争で妻子を殺された“サラリマン”が、近未来都市「ネオサイタマ」を舞台に復讐劇を繰り広げるアメリカの小説「ニンジャスレイヤー」。少しずれた日本観や日本語の使い回しが特徴的な同作のプロモーションビデオ(PV)が、10月18日(木)にYouTubeで公開されました。「ニンジャとは、平安時代の日本をカラテによって支配した半神的存在である」といったナレーションを交えながら、独特の世界観をCGで表しています。
▽ ニンジャスレイヤー物理書籍公式サイト
「ニンジャスレイヤー」は、ブラッドレー・ボンドさんとフィリップ・N・モーゼズさんが共同で執筆しているサイバーパンクニンジャ小説です。ニンジャに妻子を殺された“サラリマン”のフジキド・ケンジは、自身も死の淵(ふち)をさまよっていた時に、謎のニンジャソウルが憑依(ひょうい)したことで生還。妻子の敵を討つべく、ニンジャを殺す「ニンジャスレイヤー」として復讐の戦いに身を投じます。独特で味わいのある世界観はTwitterやはてなブックマークで注目を集め、原作者から権利を取得した日本語翻訳チームがTwitter(@NJSLYR)で翻訳連載を開始。9月29日には、ついに翻訳版の書籍第1巻『ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1』が発売されました。
PVは、書籍の発売を記念して制作されたものです。「ニンジャスレイヤー」のストーリーや魅力をナレーションとCGで紹介しており、日本やニンジャに対する間違ったイメージもそのまま再現しています。はてなブックマークのコメント欄には「ネオサイタマの闇へと解き放たれたのだ……!」「すみません、なぜか冒頭で吹いてしまいましたwww」「『実際安い』のネオンサインの破壊力に思わず吹いてもうた」といった感想のほか、同作のフレーズを使ったコメントが多数寄せられています。
「ニンジャスレイヤー」の翻訳版第2巻『ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上2』は、11月30日(金)に発売されます。第3巻は2013年1月末、第4巻は2013年3月の発売予定です。いずれも価格は1,260円(税込)です。
- 作者:ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2012/09/29
- メディア: 単行本
- 作者:ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2012/11/30
- メディア: 単行本