明治安田生命とベネッセコーポレーションは12月3日(月)、2012年生まれの赤ちゃんに付けられた名前ランキングをそれぞれ発表しました。干支の辰年にちなんだ「龍」の字が入った名前や、「人との結びつき」を大切にしてほしいという思いの込められた名前が上位にランクインしています。
▽ http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/etc/ranking/
▽ http://women.benesse.ne.jp/event/hakase/rank2012/index.html
明治安田生命の「生まれ年別の名前調査」は、今年で24回目です。同社の個人保険・個人年金保険へ10月までに加入した契約者のうち、2012年生まれの男の子3,388人と女の子3,222人を対象に調査しました。公開されたトップ100のうち、男女別のトップ10は以下の通りです。
<男の子>
- 1位(1位):蓮
- 2位(3位):颯太
- 3位(1位):大翔
- 4位(4位):大和
- 5位(13位):翔太
- 5位(14位):湊
- 5位(26位):悠人
- 5位(72位):大輝
- 9位(10位):蒼空
- 9位(圏外):龍生
<女の子>
- 1位(3位):結衣
- 2位(1位):陽菜
- 3位(5位):結菜
- 4位(1位):結愛
- 4位(55位):ひなた
- 4位(95位):心春
- 7位(5位):心愛
- 8位(13位):凜
- 9位(21位):美桜
- 9位(29位):芽依
- 9位(38位):優奈
- 9位(55位):美結
- 9位(圏外):心咲
※かっこ内は昨年順位
※ランキングは同一順位も含みます
同社のランキングでは、男の子は「蓮」が8年ぶりに単独1位に、女の子は「結衣」が初めてトップになりました。2012年の傾向は、男の子は「しっかり地に足をつけ、たくましい子に育ってほしい」、女の子は「人との結びつきを大切にする子に育ってほしい」という願いが込められた結果だと同社は分析しています。男の子は、トップ100のうち約4分の1が漢字1文字の名前でした。「龍生」や「龍之介」のように、辰年にちなんだ漢字の名前も見受けられます。女の子は、ひらがなを使った名前と「心」という漢字が人気を集めました。このほか、名前の読み方トップ50や、生まれ年別の名前ランキングを1912年の結果から公開しています。
ベネッセコーポレーションも、赤ちゃんの名前ランキングをトップ100まで発表しました。調査対象は、同社の育児事業「たまひよ」の商品を利用したユーザーが2012年に出産した赤ちゃん33,640人(男の子17,275人、女の子16,365人)です。男女別のトップ10は以下の通りです。
<男の子>
- 1位(3位):悠真(ゆうま)
- 2位(1位):大翔(ひろと)
- 3位(2位):蓮(れん)
- 4位(8位):陽斗(はると)
- 5位(9位):悠斗(ゆうと)
- 5位(61位):龍之介(りゅうのすけ)
- 7位(9位):陽翔(はると)
- 8位(5位):蒼空(そら)
- 9位(4位):颯太(そうた)
- 10位(18位):樹(いつき)
- 10位(17位):湊(みなと)
<女の子>
- 1位(3位):結愛(ゆあ)
- 2位(5位):陽菜(ひな)
- 3位(5位):結菜(ゆいな)
- 4位(1位):結衣(ゆい)
- 5位(2位):葵(あおい)
- 5位(4位):凛(りん)
- 7位(9位):咲希(さき)
- 8位(11位):芽依(めい)
- 9位(12位):心春(こはる)
- 10位(7位):さくら
- 10位(22位):愛莉(あいり)
※順位後ろのかっこ内は昨年順位、名前後ろのかっこ内は主な読み
※ランキングは同率も含みます
男の子の1位「悠真」は、同社のランキングで初めて1位になりました。女の子の1位「結愛」は、2010年以来の1位です。同社は今年のランキングについて「『広い心を持ってほしい』『人との結びつきを大切にしてほしい』という願いが込められている」と分析。近年の読み方の傾向としては、「愛」を「あ」、「心」を「こ」「ここ」というように、本来の漢字の読みを短くする名前が定着しているとのことです。名前に託したイメージは、男女とも昨年に引き続き「優しい・おもいやり」が1位になりました。これ以外に、名前の読み方トップ20や漢字トップ20も発表しています。
▽ 2012年生まれの赤ちゃん33,640人を調査、たまひよ名前ランキング 今年最も多かった赤ちゃんの名前 男の子「悠真」(昨年3位)、女の子「結愛」(昨年3位)が1位|株式会社ベネッセホールディングスのプレスリリース