テレビアニメ「惡の華」で仲村佐和の声を担当している声優・伊瀬茉莉也さんが、ブログに制作の裏側や意気込みをつづっています。伊瀬さんは同作の現場について「幸せ過ぎる空間」と表現しています。
▽ 『惡の華』 | 伊瀬茉莉也 オフィシャルブログ Powered by Ameba
「惡の華」は、4月からTOKYO MXや千葉テレビなどで放送されているテレビアニメです。原作は押見修造さんの同名マンガ。実写で撮影した映像をトレースし、アニメーションにする「ロトスコープ」という手法を全編に取り入れています。
伊瀬さんは4月13日付のブログエントリーで、ロトスコープについて「作品の世界観を具現化するための試み」と説明。「春日高男、仲村佐和、佐伯奈々子という人間の、確かに存在し得る、生々しさを間違うことなく描くこと、それが押見先生、原作ファン、そしてこれからアニメを機に作品に触れる人たちへの答え」と自身の考えを述べています。仲村佐和役については「殺す気で演じてます」と意気込みを語っています。
また伊瀬さんはアフレコ現場の舞台裏にも触れ、佐伯奈々子役の日笠陽子さんとの“涙”のエピソードを告白。収録後にスタッフとキャストで行く食事の場で、伊瀬さんと日笠さんはほぼ毎回“泣く”そう。涙の理由について伊瀬さんは、「生きてて良かった…役者やってて良かった…って心から感じて、涙が出てきちゃうんです」「役者としての幸せを噛み締めてます」とつづっています。