三大流星群の1つ「ペルセウス座流星群」が、8月13日(火)午前3時ごろ(8月12日深夜)に極大を迎えます。2013年は、国立天文台が「このような好条件で観察できる年はあまりありません」と太鼓判を押すほど最高の観測条件がそろうとのこと。流星は8月15日(木)ごろまで普段より多く見られ、条件がよければ1時間に50個以上観測できるそうです。
▽ ペルセウス座流星群 2013年 | 国立天文台(NAOJ)
▽ ペルセウス座流星群(8月)
ペルセウス座流星群は、毎年8月12日・8月13日ごろを中心に活動します。しぶんぎ座流星群、ふたご座流星群と並ぶ三大流星群の1つで、毎年ほぼ確実に多くの流星が出現することから、観察のしやすさでも知られています。
2013年の観測に最適な時間帯は、8月12日(月)午後10時から8月13日(火)明け方まで。極大は8月13日(火)午前3時ごろで、前後の時間帯では多くの流星が見られると予想されます。観察に適した方向は、空を広く見渡せる場所であればどちらを向いても構わないとのことです。
極大前後の数日間は月が真夜中前に沈むため、月明かりの影響を気にする必要はないそう。流星が現れる放射点の高度も高くなることから、最高の観測条件が期待できます。これだけの条件がそろうのは数年に1度で,次に同じ条件がそろうのは2021年になるそうです。