2013年の「餃子」年間購入額(1世帯当たり)において、栃木県宇都宮市が日本一を達成しました。同市は2010年まで15年連続でトップを維持していたものの、2011年の調査では2位に陥落。しかし1月31日(金)に発表された総務省家計調査の結果で、3年ぶりに静岡県浜松市から日本一の座を“奪還”しました。これを記念し、市内中心街では2月15日(土)と2月16日(日)に「宇都宮餃子日本一奪還感謝祭」を開催します。
▽ http://www.shimotsuke.co.jp/select/ugno1/info/2013thanks-no1
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宇都宮市は多くの専門店が立ち並ぶ「餃子の街」として知られ、宇都宮餃子を地域ブランドとして確立してきました。これまで「日本一の餃子の街」とアピールしてきたものの、2011年からは2年連続でライバルの浜松市が餃子年間購入額の首位に。その後宇都宮市は、「宇都宮餃子日本一奪還計画」と題したPR活動などを展開し、日本一奪還を目指してきました。
宇都宮餃子日本一奪還計画のサイトを運営する下野新聞社によると、宇都宮市の2013年における年間購入額(1世帯当たり)は4,919円を記録。2位の浜松市に700円以上の差を付けての首位奪還となりました。これを受け、同新聞社は電子号外を発行。日本一を喜ぶ、宇都宮餃子会メンバーの様子などを掲載しました。
▽ http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20140131/1491173
1位に返り咲いたことで、宇都宮餃子日本一奪還計画では今後、消費量へのこだわりではなく、味や品質、サービスなどの向上を図って「日本一の餃子の街」を作っていくとのこと。加えて「全国にはたくさんの美味しい餃子があり、ともに争った同志たちとともに餃子で日本を笑顔にしていきたい」ともコメントしています。「宇都宮餃子日本一奪還感謝祭」では、“感謝価格”として餃子を3個100円で提供します。