JR九州は2月15日(土)から3月14日(金)まで、九州新幹線の開業10周年を記念した「記念割引きっぷ」を販売します。九州新幹線で隣の駅までの料金が500円になる「お隣ワンコインきっぷ」や、九州新幹線の自由席が1日乗り降り自由になる1万円の「九州新幹線フリーきっぷ」などを用意。利用できる日は、いずれも3月15日(土)限定です。
▽ 記念割引きっぷの発売について
九州新幹線は、新八代駅~鹿児島中央駅間の開業から2014年3月で10周年を迎えます。これを記念し、JR九州は「通常では発売をしない」という特別な割引切符を用意。「お隣ワンコインきっぷ」「九州新幹線フリーきっぷ」に加え、販売場所を限定した硬券タイプの「お隣ワンコインきっぷ」を、11種類入りの記念乗車券セットとして販売します。
「お隣ワンコインきっぷ」は、隣の駅まで片道500円で乗車できる切符です。利用できるのは九州新幹線の自由席で、子ども料金は同額。在来線や博多駅~小倉駅間の山陽新幹線、博多南線では使用できません。同社によると、最大で“お得”な区間は新八代駅~新水俣駅間だそう。通常は自由席で片道2,020円のため、「お隣ワンコインきっぷ」を使うと75.2%引きで乗車できるとのことです。九州新幹線の12駅などで、その駅を発駅とする切符が購入できます。
1万円で販売される「九州新幹線フリーきっぷ」は、新幹線の自由席に限り、1日乗り降り自由になります。在来線や博多駅~小倉駅間の山陽新幹線、博多南線は対象外です。子ども向けには、半額の5,000円で販売されます。販売場所はJR九州の各駅、九州内の主な旅行会社などです。
記念乗車券セットは「お隣ワンコインきっぷ」11種類入りで、九州新幹線の歴史を紹介した台紙がセットになっています。発売場所はJR九州の博多駅、熊本駅、鹿児島中央駅。各駅100セットずつ、計300セット販売されます。価格は1セット5,500円です。