金魚の展覧会「アートアクアリウム」が、京都・元離宮二条城で10月24日(金)から12月14日(日)まで開催されます。一般非公開の二の丸御殿中庭を含む会場には、同展を代表する巨大な金魚鉢「花魁」や、京友禅を埋め込んだ「キモノリウム」などが登場。京都の地酒や和菓子が楽しめる、雰囲気作りにこだわったバーやお茶席も用意されます。
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過去最大級の規模で開催される「アートアクアリウム城 ~京都・金魚の舞~」では、400年以上の歴史を持つ二条城を舞台に、アートアクアリウム展として初めての屋外展示を実施します。二条城で開催されるアート展としても、一般非公開の場所で水を使った屋外展示は初とのこと。金魚や鯉を中心とした「和の世界のアートアクアリウム」と、同展のプロデューサー・木村英智さんの世界観「江戸桜ルネッサンス」を融合させ、「日本の真の美」を提示するとしています。
アートアクアリウムを代表する「花魁」は、約1,000匹の金魚が泳ぐ巨大な金魚鉢の作品。地球をイメージした直径1.5メートルの球体水槽「アースアクアリウム・ジャポニズム」は、作品自体が回転します。映像と金魚が融合した「キモノリウム」では、京友禅の着物を水槽に埋め込み、着物の柄を金魚と3Dプロジェクションマッピングで表現。このほかにも、プロジェクションマッピングの演出技術を使った「古都紅葉ふぶき」などが展示される予定です。
会場内の台所前庭スペースには、京都の地酒や漬物を用意した「夜祭BAR」や、老舗の和菓子などが楽しめる「お茶席」が登場。宴の雰囲気を堪能できるように、提灯(ちょうちん)明かりで艶やかに演出するとのことです。
開催時間は午後5時~午後10時。当日券の料金は一般が1,500円、子ども(小学生以下)が1,000円、3歳以下が無料です。