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てんやの研究、吉野家の牛皿とビール -【はてなの風景3】



てんやの研究をした結果

天丼チェーン「てんや」の研究をした結果が、はてな匿名ダイアリーに書かれています。前置きもなしに「原則は天丼500をベースに好みの具を追加するのがよい」から始まり、トッピングをめぐり畳み掛けてくる文章には、研究成果のみを正確に記述したいという志の高さを感じました。「頼んではいけない」メニューがはっきり書いてあるのもいいですね。てんやへ行きたくなりました。はてなブックマークのコメント欄を眺めていたら、徳島県にてんやはないそうです。豆知識。

「すき家」と「吉野家」の生卵の話 - いつか電池がきれるまで

「てんやの研究」のような記事がもっと読みたいなあ、と思い探してみました。ブログ「いつか電池がきれるまで」のfujiponさんによる、牛丼チェーンにおける生卵の供し方の話です。「すき家は殻のままの状態で出てくるし、吉野家は中身だけだ。しかし、考えてみると、なぜそこで『差別化』されているだろうか?」――些細な事なんですが、ふとした疑問について丁寧に書いた文章を読むと、幸せな気分になります。殻付き、殻無し、それぞれのメリット。

吉野家の牛皿とビール - K Diary

ブログ「K Diary」けけさんの記事はしみじみと味わいました。「もちろん、松屋とすき家にも牛皿とかビールは置いている。だけど、吉野家でそれをやるのと、松屋/すき家でそれをやるのはなんとなく違うかなあ、と思う」「吉野家で牛皿とビールをキメることの良さというのは、『なんとなく渋い』っていうのもあるのだけれど、なによりも『終わっている感』とか『ダメな感じ』というのがちょうど良い気がするのですよ」――しみじみ~。(新野)


Title Photo by Emran Kassim

文: 新野漸

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