誰でも匿名で日記が書けるサービスとして、2006年にスタートした「はてな匿名ダイアリー」。10周年を迎えた今年は、例年以上にその匿名の声に大きな注目が集まりました。この1年に公開された中から、アクセス数が多かった記事のトップ50を紹介します。(集計期間:2016年1月1日~2016年12月10日)
1位は、2月に投稿された「保育園落ちた日本死ね!!!」でした。働きながら子育てをしているという投稿者のやり場のない怒りがつづられた内容は、インターネット上でたちまち話題に。その様子はテレビや新聞などのメディアでも大きく報じられました。同じ立場から共感する声、表現についての是非など、その後もさまざまな議論を巻き起こしています。今回のランキングでは、この話題をきっかけに書かれた記事が2位以下にも複数ランクインしました。
そのほかにも、4位の「多分私と同じ方法を使ってLINEは流出したんだと思う。」や13位の「35年勉めて幹部もやった会社を辞めることになったので、愚痴る。」、18位の「もちが禁止されてから10年が経った」など、世間をにぎわせたニュースにまつわる記事が目立ちました。3位の「富士通を退職した話」、12位の「就活落ちた日本死ね」、49位の「http://anond.hatelabo.jp/20161022131254」といった、仕事や働き方について問題提起する記事も多くランクインしました。40位の「1日10時間の勉強を半年続けた」は、はてな匿名ダイアリーで根強い人気の知見系記事。医師国家試験と卒業試験のために約半年間勉強を続けているという投稿者が、継続のコツについてつづっています。
日々、さまざまな匿名の声がつづられているはてな匿名ダイアリー。話題になった記事は、公式Twitterアカウント(@hatenaanond)でも配信しています。