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自動運転社会を見据えた配送プロジェクト「ロボネコヤマト」エリア限定で実用実験 2018年に一部導入目指す


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https://www.roboneko-yamato.com/

「ロボネコヤマト」プロジェクトは、今後の自動運転社会を想定した実用実験です。原則として有人運転で行うものの、ドライバーは荷物の発送・受け取りに関与せず、利用者自身が荷物を車両から取り出します。対象エリアは国家戦略特区である神奈川県藤沢市の鵠沼海岸、辻堂東海岸、本鵠沼の各エリアです。

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今回の実験では2つのサービスが利用できます。「ロボネコデリバリー」は、利用者が望む時に望む場所で荷物を受け取れるというオンデマンド配送サービス。「ロボネコストア」は、ネットを通して購入した地域のスーパーや飲食店など対象店舗の商品を、希望した場所まで配達してもらえる買い物代行サービスです。いずれも冷凍・冷蔵品に対応。配送時間は10分刻みで選べるほか、到着予定時刻の3分前になるとスマートフォンなどで到着通知を受け取ることができます。

荷物は、利用者自身が二次元コードか暗証番号で車内の保管ボックスを開けて受け取る仕組み。営業時間は午前8時〜午後9時で、 「ロボネコストア」は各加盟店ごとに営業時間が異なります。

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基本の利用料は無料。「ロボネコストア」で1回の購入が3,000円(税込)未満の場合のみ別途324円(税込)が必要です。次世代物流サービス実現に向けた取り組みに、両社は「DeNAのIT技術を活用した自動運転関連のサービス設計ノウハウとヤマト運輸の物流ネットワークを組み合わせることで、より利便性が高く、自由なライフスタイルを実現する物流サービスを目指します」とコメントしています。


文:あおきめぐみ

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