• Twitter
  • Facebook
  • Google+
  • RSS

打ち上げ花火も供養行事?意外と知らない「お盆」の豆知識


■そもそもお盆って?

お盆|日本文化いろは事典
お盆とは - はてなキーワード

お盆とは、旧暦の7月15日を中心に行われる先祖供養の儀式のことを指します。正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。地域にもよりますが、8月13日を先祖の霊を迎える「迎え盆」と、再び送りだす16日の「送り盆」までの4日間をお盆とするのが一般的です。

<おもな儀式>

  • 13日 迎え盆(お盆の入り)

精霊に戻る家の場所を教えるため、夕方に「迎え火」を焚く

  • 14日、15日

仏壇にお供え物をして迎え入れた精霊の供養をする

  • 16日 送り盆(お盆の明け)

夜に、精霊が再びあの世に帰っていくので、迎え火と同じ位置に「送り火」を焚く

「迎え火」「送り火」などの詳しい方法については、上記のエントリーをご覧ください。


■お盆の準備&精進料理を作ろう

お盆の準備と精進料理のお供え作法 基本レシピと飾り付けの作法

先祖の霊が乗ると言われている、キュウリの馬やナスの牛や水の子、精進料理など、お盆の準備と供え物について詳しく書かれているのが、こちらのエントリー。特に精進料理は、お膳の作法からレシピまで、事細かに紹介されています。地域や宗派によって多少の違いはありますが、ぜひ参考にしてみてください。

■お盆の行事

http://www.kuyou.com/schedule/obon/event.html

お盆と関係が深い行事がたくさんある日本。上記のエントリーで紹介されている、全国的にも有名な4つの行事を紹介します。

<五山の送り火>

五山送り火|京都市観光協会

毎年、8月16日に行われる京都の伝統行事「五山の送り火」。東山如意ケ嶽に「大文字」、金閣寺大北山(大文字山)に「左大文字」、松ヶ崎西山(万灯籠山)に「妙」、東山(大黒天山)に「法」、西賀茂船山に「船形」、嵯峨曼荼羅山に「鳥居形」。これら5つの山で、午後8時ごろから順次点火が行われ、先祖の霊をあの世に送り出します。

<精霊流し>
精霊流し - Wikipedia

「江迎千灯籠まつり」をはじめ、長崎県の各地で開催されるのが、故人のの魂を弔って送る「精霊流し」。毎年、8月15日の夕方から行われ、故人の霊を「精霊船」と呼ばれる船に乗せ、流し場と呼ばれる終着点まで運びます。

<花火大会>

熊野市観光協会 -TOP

夏の風物詩とも言える「打ち上げ花火」も、元々は精霊を供養する行事だったもの。特に、毎年8月16日に行われる三重県・熊野市の「熊野大花火大会」は250~300年前に始まったとされている伝統的な花火大会で、現在も灯籠焼きをはじめ、先祖供養のための花火が打ち上げられています。


<盆踊り&阿波おどり>

盆踊りの世界
阿波おどり

故人の霊を迎えて慰めるための踊りとして各地域で行われる「盆踊り」。地域により、音頭も踊りも違いますが、500年以上の歴史を持った、伝統的な民俗芸能です。徳島地方で行われる「阿波おどり」もルーツは盆踊りで、日本三大盆踊りの一つとされています。



毎年、何気なくお盆を過ごしていた方も、これを機に日本の伝統行事を見直してみてはいかがでしょう。



Title Photo by Sig.

文: タニグチナオミ

関連エントリー