国立国会図書館は2月21日(木)、これまで館内限定で公開していたデジタルの図書資料のうち、著作権処理が終了した2万3千点をWeb上に公開しました。柳田國男や吉川英治などの著作が閲覧できます。
▽ http://www.ndl.go.jp/jp/news/fy2012/1199647_1827.html
Web上で公開された図書には、2013年1月に著作権保護期間が満了した人物の著作が含まれています。一例は以下の通りです。
- 柳田國男(民俗学者)
- 吉川英治(小説家)
- 室生犀星(詩人)
- 中谷宇吉郎(物理学者)
- 正宗白鳥(小説家)
デジタル化図書は、国立国会図書館のWebサービス「近代デジタルライブラリー」と「国立国会図書館デジタル化資料」で閲覧できます。今回の図書の追加で、同館が提供するデジタル化資料の総数は約223万点に増加。そのうちWebで利用できるのは約45万点です。
▽ 国立国会図書館デジタルコレクション
▽ 国立国会図書館デジタルコレクション
また国立国会図書館内では同日21日から、デジタル化した雑誌約2万6千点が館内限定で閲覧可能となりました。
はてなブックマークのコメント欄には、「だいぶ増えてきたねー」「事業の継続性のある公的な機関がこういうデジタルアーカイブをしてくれるのはとても嬉しい」などの声が寄せられています。